【緊迫の中】イスラエル軍、レバノン南部に空爆!ヒズボラとの衝突で民間人7人死亡!
イスラエルとレバノンの緊張が高まる中、14日、イスラエル軍がレバノン南部に空爆を実施しました。この攻撃は、ヒズボラのロケット弾攻撃でイスラエル兵が死亡したことへの報復と見られています。報道によれば、レバノン側にはこの空爆で少なくとも7人の民間人が死亡しました。
イスラエル軍は、ヒズボラのインフラや作戦統制室などの標的を攻撃したと発表しました。一方、ヒズボラは、イスラエル北部のサフェドにある「敵陣」を攻撃したと主張しています。この攻撃で、イスラエル兵1人が死亡し、7人が負傷したとのことです。
この最新の衝突は、イスラエルとヒズボラの長期にわたる対立の中で発生しました。両者の緊張は、昨年10月にはパレスチナ自治区ガザ地区でのイスラエルとハマスの戦闘をきっかけに激化しています。ヒズボラは、イランの支援を受けるイスラム教シーア派組織で、レバノンで最も強力な武装勢力です。両者は2006年にも大規模な戦争を経験しています。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ヒズボラに対して「我々は強力に対応する」と述べました。また、イスラエルは二正面の戦闘には興味はないが、挑発行為があれば攻撃を強化するとも言いました。
この衝突は、地域の安定を脅かすとともに、国際社会の努力にも影響を与えています。米国や欧州などは、自国民に対してレバノンからの退避を勧告しており、イスラエルも外交官の一部を退避させる動きを見せています。また、エジプトやカタールなどは、イスラエルとハマスの停戦交渉に仲介役として関与していますが、停戦条件にはまだ合意が得られていません。